私と劇薬

もう辞めましたが、アルコールを嗜んでいた時、次の日などに、寂しさに襲われる時がありました。依存症の離脱作用とは異なるのですが、とにかく寂しくなるというか、不安になるというか。

 

感情の揺り戻しというのでしょうか。自己啓発本を読んだ翌日に似ています。

読んだ直後は凄くエナジーに溢れていて、なんでもいけそうな気分になっている。嫌いな人だって愛せるような、そんな極端な感じに。

でも結局嫌いな人は嫌いのままで、昨日膨らんだ風船は一晩立てば空気が抜けてしわくちゃで、朝はやっぱり起きられない。前向きになれない。

結局できないしわくちゃの自分に自己嫌悪。

不安感を消すために、アルコールに頼るにしろ、自己啓発の本に頼るにしろ、不安を消すために効果はあると思います。

しかし、それは消えていなくて、感情のボリューム調節をイカれさせているだけなんでしょうね。

そして繰り返しているうちにいつか、つまみが壊れます。だんだんと主に感受性が麻痺してきます。経験済みです。

そうなるともうHAPPY PILLの出番ですね。(使用したことはありません)

一時的に完全に、不安を消すためのものは、劇的に効くものは副作用が伴います。

すべてが麻痺してしまいます。危険だったなあと思います。

ある動画を見ていてこのことを考えていました。感受性が麻痺しつつあったとき、どこかの私が「このままじゃまずい」と警鐘を鳴らしてきました。

 

あの時の声に従ってよかったと思います。それは理屈じゃありません。誰かを納得させられる合理的なことではなく、ただ自分が自分にそうさせた過去の出来事でした。

 

この動画について一つ、自分の脆さをさらけ出す、とありますが、前段階でまずは自分がその脆さについてじっくり理解できることが、保護膜を作ることが必要だと思います。へたすれば自分の恥部をさらすだけで却ってダメージを受けるか、弱みに付け込まれることになりますから。準備をしないで脆さを扱うことは非常に注意しなければなりません。


The Power of Vulnerability | Brene Brown | TED Talks

 追・そういえば「せいぞんしゃばいあす」という言葉を覚えました。色々とあてにするのが難しい世です。