私と詩一篇

ぼくの孤独はほとんど極限(リミット)に耐えられる

ぼくの肉体はほとんど過酷に耐えられる

ぼくがたおれたらひとつの直接性がたおれる

もたれあうことをきらった反抗がたおれる

吉本隆明 詩集『転位のための十篇』 詩「ちいさな群への挨拶」より